Doresuwe – 返金されないって本当?3つの注意点とは?

Doresuweという、海外(中国系)の激安通販サイトがあります。ワンピースやコートなどのレディースファッションは言うに及ばず、メンズ、キッズ、インテリア・雑貨など、さまざまな商品を、驚くような激安価格で販売している人気のショップです。
そういう口コミの一つに、「返金されない」というものがあります。
でも、この口コミを調べてみると、返金されないというのは、返金されるまで時間がかかったという内容のものがほとんどで、返金すると言われたけども最終的にお金が帰ってくることはなかったというものは見当たりませんでした。(Doresuweの口コミ〜買う前に!損しない4つのポイントとは?)
ただ、調べていくなかで、返金に関しては注意しなければならないことがあることも分かりました。
それは、Doresuweの返金は、
ということです。
どういうことでしょうか?
説明しますね。
キャンセルによる返金のケース
ドレスウェの返金は、キャンセルによる返金と、返品による返金という2つのケースがあります。
初めにキャンセルによるのケースです。
Doresuweは公式サイトのなかで、キャンセルと返金について説明しています。それを整理したものが以下の表です。
商品の種類 | 支払い後 | 返金内容 |
---|---|---|
通常の商品 | 24時間以内 | 送料分も商品代金も全額返金 |
24-48時間 | 送料分全額と商品代金の90%が返金 | |
48時間後 | 商品が未出荷であれば、送料分全額と商品代金の80%が返金 | |
ウエディングドレス・パーティードレス | 12時間以内 | 送料分も商品代金も全額返金 |
12-24時間 | 送料分全額と商品代金の50%が返金 | |
24-48時間 | 送料分全額と商品代金の30%が返金 | |
48時間後 | 商品が未出荷であれば、送料分全額が返金 |
*商品出荷後はキャンセルできない。
Doresuweのキャンセルは、商品の種類や代金支払後の経過時間によって、扱いが変わってきます。
商品の種類は、ファッション、レディースファッション、メンズファッション、シューズ、ジュエリー、バック等の通常の商品とウエディングドレス・パーティードレスに分けられます。
Doresuweで商品をキャンセルした場合、通常の商品であれば代金支払い後24時間以内、ウエディングドレス・パーティードレスであれば12時間以内に手続きをすれば、送料と商品代金の全額が返金されます。
でも、それ以上時間が経ってしまうと、返金される金額が、表のとおり、少しずつ減ってしまうのです。
まあ、ホテルやレストランなどの予約でも、キャンセルすると、キャンセル料が発生して代金の全額が返ってこない時がありますよね。それを考えると、これは仕方がないことのように思います。
なお、商品が発送されてしまった後は、キャンセルの手続きはできません。
いずれにしても、
返品による返金のケース
次に、商品の返品による返金のケースについてです。
こちらのケースは、キャンセルによる返金に比べると理屈は単純です。
返品理由 | 返金内容 |
---|---|
商品が不良品であった場合 | 代金、送料ともに返金される。 |
購入者が商品に満足できない場合 | 代金は返金されるが送料は購入者の負担となる。 |
理屈は単純ですが、返品による返金のケースも、注意しなければいけない点があります。
商品が不良品であった場合
Doresuweは、商品に不良があった場合の取扱いを、次のように言っています。
初期不良または運送中の破損につきましては、当店の在庫状況を確認のうえ、新品、または同等品を再送させていただきます。在庫が完売している際は返金にて対応致します。
商品の欠陥や不良などによる場合には、返送及び再送に要する送料等は、当社負担とします。
Doresuweは、基本的に商品の不良は新品(または同等品)再送が基本です。(同等品の場合、元の商品より価格が高いものであっても、差額が10%以内ならDoresuweが負担してくれたという口コミがあります。)
在庫が完売の場合は、送料分、商品代金の全額が返金されます。
たとえば、Doresuweは公式サイトで、以下のように言っています。
当店の商品は機械による生産過程において「生地を織る際の糸の継ぎ目や多少のほつれ、糸が出ている」などが生じている場合がございます、品質上の問題ではない為、これらの理由では返品をお受けできません。(公式サイト)
つまり、糸の継ぎ目の粗さや、多少のほつれ、糸が出ているなどがあっても、品質上問題はないから不良品としての返品には応じないということですね。
この辺、Doresuweと購入者と間で意見が分かれることがありえそうです。
つまり、
ということです。
でも、日本製の品質に慣れている私たちは、Doresuweに品質上問題ないと言われても返品したくなる場合があると思います。
そういう場合は、不本意かもしれませんが、購入者が商品に満足できない場合の返品ということになります。
商品に満足できない場合
Doresuweは、商品に満足できない場合の取扱いについては、次のように言っています。
不良品ではないのですが、カラーやサイズなどにご満足頂けなかったら、当社は14営業日(土日祝日を除く)以内に理由なしに返品対応可能です。
不良品ではないのですが、カラーやサイズなどにご満足頂けない場合には、返送及び再送に要する送料等は、お客様負担とします。
このように、Doresuweは商品に満足できない場合の返金も応じています。ただし、キャンセルによる返金と違い、送料は自己負担となるので注意が必要です。
ところで、Doresuweは、購入者が商品に満足できない場合であっても、個人的な都合による返品は受付けないとも言っています。
※お客様の個人的なご都合(「予想していた商品と違う」「素材・色合いがイメージと違う」)による、基本的に返品は受け付けておりませんので、予めご了承ください。
購入者が商品に満足できないからといって、何でもかんでも返品できるわけではないということですね。
これはわかります。
購入者が商品に満足できないという返品要求は、おそらくケース・バイ・ケースでの対応となっていて、あるときは返品に応じ、あるときは返品に応じないという状況なのだと想像します。
その際の応じる、応じないの基準は、私たち購入者にとって必ずしも分かりやすいものではないような気がします。
購入者が安心して買い物をする環境を整えるという意味でも、不要なトラブルを避けるという意味でも、公式サイト内に、具体例の記載とか、もう少し詳しい説明があったほうがお互いのためにいいように思います。
いずれにしても、
ということです。
まとめ
さて、Doresuweの返金について見てきましたが、いくつか注意すべき点があることがわかりました。それは、
購入者が商品を不良品として返品、返金を求めても、「品質上の問題ではない」としてそれが受けられないことがありえる。
購入者が商品に満足できないとして返品、返金を求めても、「お客様の個人的なご都合」としてそれが受けられないことがありえる。
の3点です。
これら3点の注意点を見てどう思いますか?
リスクがあって嫌だなと思いますか?
Doresuweに良くない口コミをする人たちは、こういうリスクが許せない人たちのようです。
電話をしたら、相手は中国の人で、カタコトの日本語で不安になりました。
商品が気に入らなかったので返品を要求をしましたが、返品は受けられないと言われました。
返金の手続きをしたと言われましたが、まだ返金されていません。
欠陥品を送っておいて、返送料は購入者持ちだなんて酷いです。
もう2度とDoresuweでは買い物をしません。
そして、Doresuweから離れていってしまいます。
そういう人たちがいる一方、Doresuweに好意的な口コミをしている人たちもいます。
まとめて買ったなかには失敗だった服もありましたが、コスパ的に満足しています。
何着かに1着ぐらいハズレがありますが、大当たりのときもあります。
福袋を買ったと思えば気になりません。福袋より安いし・・・
この程度のことは気になりません。
また、利用します。
Doresuweに好意的な人は、このようなリスクは承知のうえで買い物を続けているんですね。
ドレスウェで買い物をするか、しないか?
それは、リスクを回避するか、それともコスパを取るかの違いでもあります。
あなたが、もし、リスクを許せない派の人であるなら、Doresuweの買い物はお勧めしません。
でも、コスパ派の人であるなら、Doresuweで買い物はオススメですよ。